「脱毛後の自己処理ってどうするの?」
「脱毛後はお風呂に入ってはいけないの?」
「ジムに通っているけど、脱毛した後運動していい?」
「アルコール(飲酒)は大丈夫?」

など、脱毛後にしていいのかダメなのか、気になりますよね。

実は、意外なことが脱毛後に禁止されています。

禁止されていることを守らなければ、思わぬ肌トラブルに見舞われてしまったり、脱毛効果を下げてしまうことも。

この記事を読めば、脱毛後は何がNGで何がOKなのかがわかります!
余計なトラブルを起こさず、安心して脱毛サロン・クリニックに通いましょう♪

意外!?脱毛後の自己処理はダメ?【NG行為:10項目】

日常生活の中には、脱毛後にしてはいけないNG行為がいくつかあります。

脱毛施術後してはいけないNG行為

脱毛施術後のNG行為には、「肌トラブルになる」ものと「脱毛効果を下げる(肌トラブルも起きる)」もの、2種類あります。

肌トラブルになる ・自己処理
・入浴(シャワーはOK)
・スポーツなどの運動
・エステやマッサージ
・薬の服用や湿布
・制汗剤や刺激の強い化粧品など
・予防接種
脱毛効果を下げる
(肌トラブルも起きる)
・アルコールの摂取
・日焼け
・他の脱毛サロンで同じ部位を施術する

※これらの行為はすべて施術前もNGです(自己処理は除く)

これらがなぜダメな行為なのか、それぞれ詳しく見ていきましょう。

脱毛後:自己処理・入浴(風呂)・運動・薬・湿布 などは「肌トラブル」になるNG行為です

脱毛後にやると「肌トラブル」になる7つのNG行為をみていきましょう。

自己処理

□自己処理の画像

脱毛後の自己処理は2週間程控えてください。
自己処理も肌への刺激になるので、炎症を起こしやすくなります。
毛がするりと抜けるようになるのは、施術後の1~2週間程経ってからです。
施術後すぐ自己処理してしまうと、脱毛効果が実感できず、毛が抜けたかどうかが、わからなくなります。

★脱毛中は、できるだけ自己処理を控え、サロンに行く前にだけ自己処理するようにしましょう。

入浴(風呂)

□入浴の画像

お風呂のお湯に浸かると、体温が上昇し、体内に熱がこもりやすくなります。
肌が赤くなったり、痒くなったりと、肌トラブルのもとになるので、温泉やサウナに入るのも数日待った方がいいでしょう。
湯船の中の雑菌が、脱毛後の敏感なお肌を刺激することもあります。
最悪の場合、化膿などの原因になることも。

★施術後の2~3日後はぬるめのシャワーを浴びましょう。
★体をゴシゴシ洗うと肌の負担になるので、石鹸をよく泡立てて、なでるようにさっと洗い流しましょう。
★プールや海水浴なども控えましょう。

スポーツなどの運動

□運動の画像

スポーツなどの運動も、血行が促進されることにより、肌が赤くなったり、痒くなったりと、肌トラブルのもとになります。
汗をかくと雑菌が繁殖しやすくなり、衛生面で肌に余計な負担をかけてしまいます。
汗が原因で毛穴が化膿することもあります。

★汗をかいてしまった場合は、タオルで優しく拭きましょう。
★ジムなどに通っている方はその日の予定がサロンと被らない様に注意してください。

薬の服用や湿布

□薬の画像

サロンによって対応が異なりますが、基本的に薬を服用するのは控えましょう。
薬の種類によっては、光脱毛の光に反応して皮膚炎を起こしてしまうこともあります。
市販薬は、脱毛の前後1日~1週間ほど空ける必要があります。
処方薬に関しては、まず病院に確認して、対応を待ちます。

湿布も脱毛の前後は控えてください。
肌が湿布で刺激を受け、赤くなったり、痒くなったりするなどの肌トラブルが起こることがあります。

エステやマッサージ

□エステの画像

エステやマッサージを受けると、血行が良くなり、肌の赤みや腫れを引き起こすことがあります。
ひどい時は、水ぶくれになったり火傷してしまうこともあります。
特に、ローションやアロマなどを身体に塗布するようなマッサージは、雑菌が入り、肌トラブルが起こりやすくなります。

★施術の当日は、肌に刺激を与えないよう、安静にしましょう。
★岩盤浴なども控えましょう。

制汗剤や刺激の強い化粧品など

□制汗剤の画像

制汗剤や刺激の強い化粧品などは、脱毛後の敏感な肌には使用を控えましょう。
これらには金属塩や油性由来の成分が含まれているものがあります。
敏感な肌はそれらに反応し、黒ずみや色素沈着の原因にもなります。
脱毛の前後一週間は控えた方がいいでしょう。

★初めて使用する化粧品の使用も控えましょう。

予防接種

□予防接種の画像

サロンによって異なりますが、インフルエンザなどの予防接種の前後1~2週間は脱毛できません。
肌の状態が敏感になったり、体調を崩したり、アレルギー反応が出てしまったりする可能性があります。
注射を打った箇所がはれ上がってしまう方もいます。

脱毛後:アルコール(飲酒)・日焼け は「脱毛効果を下げる」になるNG行為です

脱毛後にやると「脱毛効果を下げる」になる3つのNG行為をみていきましょう。

アルコールの摂取

□お酒の画像

飲酒して顔が赤くなることがありますが、お酒を飲むと体温が上昇し、血行が良くなるからです。
体温が上がりすぎると、強い痒みを感じたり、毛穴が赤くなって痛くなったりすることがあります。
痒くて掻いてしまうと色素沈着や黒ずみの原因にもなります。
飲酒後は利尿が促進され、お肌に充分な水分量が行き届かない場合があります。

乾燥した肌は脱毛効果を下げてしまうので、施術の前後12時間は飲酒を我慢しましょう。

★お酒を飲むことが習慣になっている人は、忘れがちになるので、気を付けましょう。
★うっかり飲んでしまったら、水をたくさん飲むことで赤みが抑えられます。

日焼け

□日焼けの画像

施術期間中は、施術した部位の日焼けをしないようにしてください。
日焼けの原因となる紫外線を浴びると、肌トラブルが起こります。
さらに、脱毛中に痛みを感じやすくなったり、脱毛効果が落ちてしまう場合もあります。
シミや老化の原因にもなるので気を付けましょう。

日焼けは皮膚を乾燥させ、乾燥した肌は日焼けしやすくなるため、悪循環に陥ります。
お肌の乾燥は脱毛にデメリットしかないので、気を付けましょう。

★季節に関係なく、日焼け止め対策を怠らないようにしましょう。

おすすめの日焼け対策

□日焼け止めの画像

1.日焼け止めは、ボディ用と顔用で分けましょう。

ボディ用は、汗で崩れることがあります。
体は広範囲なので、のびともちが良いものを選びましょう。
顔は、体よりも敏感なので、刺激の少ないものを選びましょう。

☆おすすめの日焼け止め☆

「@コスメ」日焼け止め(ボディ用)口コミランキング1位
ニールズヤード レメディーズ  ナチュラルUVプロテクション

「@コスメ」日焼け止め(顔用)口コミランキング1位
ランコム UV エクスペール BB

2.日傘と帽子とUV手袋を忘れずに。

日傘と帽子で直射日光の95%を遮ることができると言われていますが、手や腕などの露出している部分は日傘では守れません。
UV手袋などで、手や腕もケアしましょう。

3.サングラスは紫外線対策に重要。

目に紫外線が入ると、メラニンが増え、肌が日焼けします。
「紫外線透過率」などの性能をしっかり確認してサングラスを選びましょう。

!注意!
施術前に日焼け止めなどのクリームを塗っていると、サロンで施術を断られます。
毛穴が日焼け止めクリームで埋まってしまうので、脱毛当日は塗らないよう気を付けましょう。

他の脱毛サロンで同じ部位を施術する

□脱毛サロンの画像

脱毛サロンを掛け持ちする際、同じ時期に、同じ部位または隣接する部位の施術は行ってはいけません。
施術を受けた部位はかなりの負担がかかっているので、色素沈着などの、肌トラブルが起こってしまいます。
乾燥肌も促進させてしまうので、脱毛効果も下がってしまいます。

★脱毛サロンを掛け持ちする場合は、部位ごとで脱毛サロンを分けましょう。
★どうしても同じ部位を掛け持ちする場合は、毛周期の関係を考慮し、2~3ヵ月は空けましょう。

まだあった!3大脱毛後NG行為

今までの説明にない行為でも、以下の「3大脱毛後NG行為」に当てはまる行為は控えるようにしてください。

3大脱毛後NG行為

1.施術後は体温の上昇はNG。汗もかかないように。

脱毛後の肌は日焼けした状態と同じと言われています。
日焼けや体温が上昇するようなことや、汗をかくような行為は控えましょう。

2.脱毛後の肌に刺激を与えない

脱毛後の肌は敏感になっているので、雑菌などによる刺激を受けやすくなっています。
摩擦は肌の負担になるので、痒いからといって肌を掻くのはやめましょう。

3.肌を乾燥させない

皮膚が乾燥すると、脱毛効果を落としてしまいます。
施術後はお肌が乾燥しやすくなっているので気を付けましょう。

脱毛後は乾燥させないよう、普段よりも入念にお手入れすることが大切です。

もし、脱毛後に肌トラブルが起こってしまった場合は、対処法を説明した記事がありますので、そちらをご覧ください。
→光脱毛の施術後の肌トラブルについてはこちら

次は、効果が落ちる原因でもある乾燥について詳しく説明していきます。

脱毛後に乾燥する原因とデメリット

肌が乾燥すると、脱毛する時にどういったデメリットが生じるのでしょうか。
原因と共に見ていきましょう。

脱毛後に肌が乾燥する原因

□乾燥している画像

脱毛後は、なぜ肌が乾燥しやすくなっているのでしょうか?
それは、光脱毛は、メラニンに反応して熱を発し、その熱により、肌の水分が奪われて、肌が乾燥しやすくなっているからです。

肌の乾燥による脱毛時のデメリット

1.施術を断られる

乾燥した肌を、さらに光脱毛で乾燥させることは、よくありません。
サロン側は施術を断らざるを得ないのです。

2.照射の出力を下げられる(効果も下がる)

乾燥している肌を無理に脱毛しようとすると、マシンの照射の出力はかなり下げられてしまいます。
出力が下がると、脱毛の効果は発揮できなくなってしまいます。

3.脱毛効果を落とす

肌に潤いが足りないと、肌が硬くなり、十分な光が毛根まで行き届かなくなってしまいます。
乾燥肌は脱毛効果を落とす原因になります。

サロンでも施術後に保湿ケアをしてくれますが、それだけでは十分とは言えません。

次に、保湿するべきタイミングと自分でできる保湿ケアの方法をお教えします。

脱毛後のケア対策~保湿で乾燥を防ぎ脱毛効果もアップ~

脱毛後以外にも、日常生活で行っていることが乾燥の原因となっていることもあります。

それらはどんな時なのか、見ていきましょう。

脱毛後以外でも保湿するべき3つのタイミング

1.紫外線を浴びた後

紫外線はお肌の乾燥の原因になります。
外出中は日焼け止めをこまめに塗り、帰ったら保湿ケアを忘れないようにしましょう。

2.入浴した後

入浴後の肌は水分が逃げ、乾燥しやすくなっています。
お風呂上りは、5分以内に保湿ケアをしましょう。

3.自己処理の後

自己処理した後も、肌は乾燥しています。
保湿することで、傷ついた肌の保護も同時にできます。
※自己処理については「脱毛前の正しい自己処理方法&シェービングサービス【まとめ】」をご参考ください。

乾燥は美肌にはもちろん、脱毛の大敵です。
普段から自分自身でもできる保湿ケアを紹介しますね。

おすすめの保湿方法

□化粧水や乳液などの画像

  1. 1.化粧水をたっぷり使用する
    まずは化粧水をたっぷり使用し、お肌の内側まで水分を浸透させます。
    使用する化粧水は刺激が少なく保湿効果が高いものがおすすめです。
  2. 2.乳液またはボディクリームで蓋をする
    次は、乳液やボディクリームを薄くのばし、化粧水の水分が逃げないようにお肌に蓋をします。
    こちらも使用するものは刺激が少なく保湿効果が高いものを選びましょう。

★サロンで脱毛を行った当日から1週間は、普段よりも念入りに行いましょう。
★乾燥肌の方は、日頃から入念に保湿ケアを保湿ケアを行い、皮膚を柔らかく保ちましょう。
★乾燥肌でない方は、施術の1か月前から毎日保湿ケアをしましょう。

保湿は、お肌の乾燥を防ぐだけでなく、埋もれていた毛が出やすくなり、脱毛効果もアップします。
忘れずにしっかり保湿しましょう。

これは大丈夫?脱毛後にしてもOKなこと

脱毛後にNGなことはわかっても、じゃああれは大丈夫?と、心配になりますよね?
最後は、脱毛施術後にしてもOKなことを紹介します。

美容室に通う

□美容室の写真

脱毛後に毛染めやパーマを行っても大丈夫なので、安心して美容室に通いましょう。

※ただし、顔や襟足などの皮膚に、赤みが出てしまった状態の時は、控えた方がよいそうです。

美容系のサプリメント

□サプリメント

日本では、サプリメントは食品に分類されているので飲んでも大丈夫です。
サプリメントは薬に似ているので、心配になる方もいらっしゃると思いますが、安心してくださいね。

!注意!
ただし、海外から個人輸入で取り寄せたものは注意してください。
日本の基準とは違い、薬の成分が入っている可能性があります。
海外のサプリメントを飲んでいる方は、サロンや病院に持って行って確認しましょう。

これらは、「3大脱毛後NG行為」(※ジャンプ)に当てはまりませんが、注意点はしっかり守って、行ってくださいね。

この記事に書かれていることを意識して、きれいにムダ毛をなくしていきましょう!