Vラインのお手入れは、今では女子の身だしなみの一つと言えますが、皆さんはどうしていますか?
やってみたいけどどうしたら良いのかわからない、自分で処理してみたけどうまくできない、チクチクして困る、脱毛する人も多いって聞くけど本当かな?などなど、デリケートな部位だけになかなか人には聞きづらいかもしれません。
この記事では、Vラインのお手入れについてのさまざまな疑問や悩みについて、詳しくお答えしていきます。
目次
Vラインはどこまで自己処理すべき?デザイン・形・長さ・範囲は?
まずはVラインのお手入れの「キホンのキ」。
デザインや処理する範囲、自然に見える長さなど、Vラインを自己処理する時に知っておきたいポイントをまとめます。
女性のVラインはどこまで剃ればいいの?【Vラインの形の種類】
Vラインのデザインには、自然な形のまま毛量を減らしたナチュラルや、柔らかな印象のオーバル、個性的なハート型など代表的な形だけでもこんなにあります。
人気第1位は逆三角形のトライアングル。
同じトライアングルでも、ミニになるとよりセクシーな印象です。
第2位はナチュラルで、自己処理が初めての人でもトライしやすい形です。
そして人気第3位は全部を処理する「ハイジニーナ」。
ツルツル無毛のハイジニーナは自己処理では難しいので、サロンかクリニックにお願いするのがおすすめです。
参考:ハイジニーナ脱毛は後悔する?男性ウケは?体験談で分かる真実!
女性のVラインのベストな長さは?何ミリ?何センチ?【整え方】
Vラインの毛量が多くて気になるなら、まずはハサミやヒートカッターを使ってVラインの長さを整えるのがおすすめ。
長さは2〜3cmが、自然な仕上がりに見えて理想的です。
ハサミの場合は、切り口が鋭角になってしまうので、短くしすぎると毛先が肌に当たってチクチクしたり、ショーツから毛が突き出てしまうこともあるので様子を見ながら整えましょう。
熱線で毛先を焼き切るヒートカッターなら、切り口が丸くなるのでチクチクすることも少なく、長さも均等に揃えやすいです。
Vライン自己処理でチクチクしないおすすめのお手入れ方法は?【比較表】
Vライン処理に 適しているか |
肌への安全性 | チクチクするか | 値段 | 使用ペース | |
---|---|---|---|---|---|
電気 シェーバー |
適している |
肌を傷めない |
少し チクチクする |
2,000円~
(フェリエ) |
2~3日に1回 |
ヒート カッター |
適している |
肌を傷めない |
チクチク しない |
2,500円~
(Vライン |
1ヵ月に1回 |
カミソリ | おすすめ しない |
肌を傷つける |
チクチクする |
100円~ | 2~3日に1回 |
除毛 クリーム |
おすすめ しない |
肌が荒れる |
チクチク しない |
700円~ | 1~2週間に 1回 |
ブラジリアン ワックス |
おすすめ しない |
肌が荒れる (埋没毛・毛嚢炎の 原因にも) |
チクチク しない |
2000円~ | 1ヵ月に1回 |
毛抜き | NG |
肌が荒れる (埋没毛・毛嚢炎の 原因にも) |
チクチク しない |
100円~ | 1ヵ月に1回 |
家庭用 脱毛器 |
おすすめ しない |
慎重に使わないと 肌が荒れることも |
チクチク しない |
69,800円~ (ケノン) |
2週間~ 1ヵ月に1回 |
この表では、Vラインのお手入れ方法ごとの特徴をまとめています。
特にNGなのが毛抜きでの自己処理。
抜く時の痛みも相当ですし、埋没毛や毛嚢炎の原因にもなるので毛抜きでの処理はやめましょう。
カミソリ、除毛クリーム、ブラジリアンワックス、家庭用脱毛器も、肌を傷つけたり肌荒れを起こす可能性があるのでおすすめできません。
Vラインは繊細な部位なので、お肌に優しいことが第一。
フェイス用の電気シェーバーとヒートカッターなら、肌を傷つけにくいのでおすすめです。
【Vラインの自己処理】電気シェーバーとヒートカッターがラクチン!
▲左から電気シェーバー「フェリエ」、「Vライントリマー」
【Vライン自己処理】電気シェーバーは必須アイテム!
電気シェーバーは、Vラインを自己処理する時の必須アイテム。
2枚の刃で毛を挟んでカットするので、刃が直接肌に当たらず肌を傷つける心配がありません。
そんなに高価でもなく、アマゾンでも簡単に買えるので、まだ持っていないという人は用意するようにしましょう。
すでにフェイス用に持っているという人はそれを使っても良いですし、Vライン用にもう1台用意するのもおすすめです。
【Vライン自己処理】ヒートカッターならチクチクしない!
Vライン専用のヒートカッターは、熱線でムダ毛を焼き切ることで長さを整えます。
ハサミやシェーバーだと切り口が鋭角になるのでチクチクして不快に感じることも多いのですが、ヒートカッターなら切り口が丸くなるので、下着からも突き出にくくチクチクしません。
各社から販売されており、アマゾンでも簡単に買うことができます。
Vラインの正しい自己処理の仕方【必要な道具・場所・手順】
Vライン自己処理に用意するもの |
---|
・電気シェーバー(フェイス用がおすすめ) ・ヒートカッター(なければハサミでもOK) ・鏡 ・小さめのはさみ(鼻毛用の先が丸いものがおすすめ) ・保湿できるもの(ボディクリームやワセリンなど) ・蒸しタオル ・太字の水性ペン(あれば)※ |
※剃る範囲に印をつけるために使います。
Vラインを自己処理する時に用意するものをまとめました。
ヒートカッターがなければハサミでも大丈夫ですが、電気シェーバーの代わりにカミソリを使うのは肌を傷つけやすいのでやめましょう。
太字の水性ペンで印をつけておけば、剃りすぎなどの失敗を防げます。
脱毛サロンやクリニックでも、太字の水性ペンで脱毛する範囲に印をつけて照射を行なっています。
Vライン自己処理に適した場所 |
---|
・お風呂場 ・自分の部屋(新聞紙などを床に敷く) |
Vラインの自己処理は、お風呂場や自分の部屋など、落ち着いて作業ができる場所が適しています。
色々な体勢を取るので、自分の部屋で新聞紙などを床に敷いた方がやりやすいかもしれません。
手鏡だけでなく姿見も使って、全身とのバランスを確認しながら進めるのがおすすめです。
Vライン自己処理の正しい手順【自宅でできる6ステップ】
- Vラインを清潔にし、汗や水分をふきとる
- どこまで処理するか、しっかり確認する
- ヒートカッター(またはハサミ)で短くカットする
- 蒸しタオルをあて、毛を柔らかくする
- 電気シェーバーで剃る
- ワセリンなどの保湿剤で保護して完了
1.汗や水分をふきとり、Vラインと周辺を清潔にする
まずはVラインと周辺を、清潔な状態にしましょう。
入浴後がおすすめですが、ウェットティッシュなどで拭くのも良いでしょう。
汗や水分をきちんと拭き取って、清潔で乾燥した状態にするのがポイントです。
2.どんな形にしてどこまで処理するか、よく確認しておく
次に、どんな形にしてどこまで処理するかをよく確認します。
毛の長さを整えるだけにするのか、シェーバーを使って形を整えるのか事前に決めておくようにします。
水着や着けてみたいショーツがある場合は、実際に着用してみてどこまで処理するか確認するのも良いでしょう。
3.ヒートカッター(またはハサミ)で短く整える
ヒートカッター(またはハサミ)を使って、Vライン全体の毛の長さを短く整えていきます。
毛量とのバランスを見ながら、2〜3cmに整えると自然な仕上がりに見えます。
あとでシェーバーを使う場所も、毛が長いとシェーバーに毛が引っかかったりしてお肌を傷つけてしまうので、同じように短く整えておきます。
4.蒸しタオルを5分ほどあてる
蒸しタオルを5分ほどあてて、肌とムダ毛を柔らかくしておきます。
蒸しタオルは、薄手のフェイスタオルでも簡単に作れます。
タオルを濡らしてギュッと絞り、おしぼりのように丸めてからラップに包んでレンジで1分ほど温めます。
熱すぎないか必ず確認してから、Vラインにそっとあてるようにしましょう。
5.電気シェーバーで剃る
電気シェーバーを使用する時のポイント |
---|
・毛の流れに逆らって剃ってOK ・シェービング剤や水をつけずに剃る(空剃り) ・たるまない様に皮膚を伸ばして使う ・強く押し当てると肌を傷つけることもある ・肌に対し45°の角度で当てる(垂直にしない) |
電気シェーバーは、肌やムダ毛が乾いた状態で使用します(空剃り)。
逆剃りしても大丈夫ですが(カミソリの場合は肌を傷つけてしまうので逆剃りはNG)、綺麗に剃ろうと強く押し当てると肌を傷つける可能性があるので、肌に対し45°の角度で皮膚を伸ばしながら優しく刃を当てるようにします。
やりたい形に合わせて水性ペンで印をつけておくと、剃りすぎや剃り残しを防げます。
6.仕上げにワセリンやクリームなどの保湿剤で保護する
シェーバーを使った後は、摩擦で肌が乾燥しやすくなっているので、仕上げにワセリンやクリームなどの保湿剤を塗って、お肌を保護するようにします。
埋没毛になるのを防ぐためにも、自己処理してしばらくはしっかり保湿をして、肌を柔らかく潤った状態にするように気をつけましょう。
Vライン自己処理で全剃りする方法は?そのまま剃るだけでOK?
Vラインの毛をシェーバーで全剃りするのは不可能ではないですが、綺麗でツルツルのハイジニーナにすることは難しいでしょう。
Vラインだとセルフワックスも簡単ではないですし、除毛クリームは薬品で毛を溶かすのでおすすめできません。
ツルツルで綺麗に脱毛したい方は「ハイジニーナ脱毛」を検討してみましょう。
Vライン自己処理をするならIライン・Oラインも処理を!
Vラインを自己処理するなら、Iライン・Oラインのムダ毛も一緒に処理して整えた方が、バランスが取れてより自然な仕上がりになります。
ただし、IラインやOラインはVラインよりもさらに繊細な部位です。
安全で上手に自己処理する方法について、事前にチェックしてみて下さい。
<関連記事>
「Iラインの自己処理はどこまで?安全で正しい処理方法はコレです!」
「Oラインの自己処理【安全で正しい方法】体勢など図解で解説!」
Vライン自己処理6つのメリット「はみ出ない・清潔・かわいい下着がはける」
- 下着から毛がはみ出す心配がなくなる
- かわいい下着や水着が堂々と履ける
- 見た目がすっきりし、清潔さも保てる
- 彼氏やパートナーからの好感度もアップ
- Vラインの形を色々試すことができる
- 自分の好きなタイミングでいつでも処理できる
メリット1.下着から毛がはみ出す心配がなくなる
Vラインの毛量が普通にある人なら、何もお手入れをしていない状態だと下着から毛がはみ出してしまいます。
きちんとお手入れをしておけば、下着から毛がはみ出す心配もなくなり、水着を着用した時や温泉やジムなどでの着替えの時、パートナーの前で下着姿になる時も安心です。
メリット2.かわいい下着や水着が堂々と履ける
Vラインのお手入れをしないまま、面積の小さいかわいい下着やセクシーな下着を着用するのは、はっきり言って無謀です。
水泳の授業や海やプールに行った時に、水着から毛がはみ出てるなんてのもアウトです。
きちんと自己処理をすることで、かわいい下着や水着も堂々と履けるようになります。
メリット3.見た目がすっきりし、清潔さも保てる
Vラインのムダ毛を短くカットし整えることで、見た目もすっきりし、ショーツもピタッとフィットしてキマリます。
また、ムレにくくなると同時に経血やおりものなどの分泌物がムダ毛に絡むことも少なくなるため、清潔さも保てるようになります。
メリット4.彼氏やパートナーからの好感度もアップ
アンダーヘアのお手入れをすることで、彼氏やパートナーからの好感度もアップする可能性が高いです。
ミュゼが実施した脱毛のアンケート調査では、男性の半数が女性にはアンダーヘアのお手入れをしてほしいと回答していますし、アンダーヘアのお手入れをしている男性の割合も年々増えています。
メリット5.Vラインの形を色々試すことができる
Vラインのデザインにはさまざまな形がありますが、自己処理の場合、また生えてくるので少々失敗しても色々と試すことができます。
もし医療脱毛などでハイジニーナ(無毛の状態)にしてしまった場合は、もう生えてこないので後戻りできません。
メリット6.自分の好きなタイミングでいつでも処理できる
自己処理なら、自分の好きなタイミングでいつでも処理できます。
休日などのんびりできる時に自分メンテナンスとしてやるのも良いですし、海やプールに誘われた!彼氏にお泊まりに誘われた!という時でも、サッと対応できるのも自己処理ならではです。
Vライン自己処理は慎重に!5つのデメリット「チクチク・かゆい・黒ずみ・肌トラブル」
- 自己処理だと傷つけてしまうリスクが
- チクチクして我慢できないかゆみにおそわれる
- 下着から毛が突き出る
- 自己処理を続けると黒ずみに(色素沈着)
- ニキビ(毛嚢炎)・埋没毛などの肌トラブルにも
デメリット1.自己処理だと傷つけてしまうリスクが
電気シェーバーやヒートカッターは、安全に自己処理できる道具ですが、強く押し当てたり無理に毛を引っ張ったりして肌を傷つけてしまうリスクがないとは言えません。
手軽だからとカミソリや毛抜きを使って自己処理を行うと、ほぼ間違いなく肌を傷つけてしまいます。
デメリット2.チクチクして我慢できないかゆみにおそわれる
2〜3cmの長さに整えるのであれば、肌に刺さってチクチクすることも少ないのですが、短く剃ってしまうとチクチクしたり、我慢できないかゆみにおそわれたりします。
チクチクやかゆみは、ムダ毛がある程度伸びるまで続くことも多いです。
デメリット3.下着から毛が突き出る
Vラインの毛を短くカットしたり剃ってしまうことで、下着から毛が突き出てしまうことがあります。
特にハサミでカットした場合や、シェーバーで剃った後少し伸びてきた時などは、毛先も鋭角になっているので突き出しやすいです。
デメリット4.自己処理を続けると黒ずみに(色素沈着)
Vラインは、もともと下着との摩擦などで黒ずみやすい部分ですが、自己処理を続けていると、さらに色素沈着が進んでしまいます。
黒ずみが濃くなってしまうと元に戻すのは大変で、あまりに黒ずみがひどい場合は、脱毛サロンやクリニックでの脱毛を断られることもあります。
デメリット5.ニキビ(毛嚢炎)・埋没毛などの肌トラブルにも
脇や手足の自己処理をやっている人なら、埋没毛を経験したことがある人も多いでしょう。
傷ついた皮膚表面を修復しようと皮膚が硬くなって毛穴をふさぎ、毛が皮膚の中で伸び続けるのが埋没毛です。
また、傷ついた皮膚から細菌が入り込むことで毛嚢炎になってしまうこともあります。
毛嚢炎はニキビにも似た症状で、毛穴の周囲がポツポツと赤くなり、痛みを感じることもあります。
重度の場合は治療が必要となることもあります。
Vラインの自己処理を続けている限り、これらのデメリットは常につきまといます。
特に色素沈着や毛嚢炎は、ひどくなってしまうと治すのも大変です。
こういった自己処理によるデメリットを解消してくれるのが、サロンやクリニックでの脱毛です。
Vライン自己処理のデメリットは脱毛サロン・クリニックで解決OK!
脱毛サロンやクリニックでVライン脱毛をすれば、自己処理のデメリットは全て解消することができます。
見た目のきれいさも自己処理とは雲泥の差で、脱毛が完了してしまえば、面倒な自己処理からも解放されます。
料金も、以前と比べるとサロン・クリニックともにぐっとお手頃になりました。
脱毛完了までにはある程度時間がかかりますが、早く始めればその分早く終えられます。
興味のある方は「Vライン脱毛で人気の形TOP3!恥ずかしい?範囲は?【総まとめ】」を参考にしてみて下さい。
Vライン脱毛なら100円で無制限通い放題の「ミュゼ」がおすすめ
Vライン脱毛をしたいなら、100円で無制限通い放題ができる「ミュゼ」がおすすめ。
店舗数と売上げ、さらに顧客満足度もNo.1のミュゼでは、ミュゼが初めての人限定で、両ワキとVラインの無制限通い放題のコースを100円で実施しています。
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本当にお得で、脱毛が初めての人にもおすすめのサロンです。
Vライン自己処理で肌トラブルがあったら医療機関に相談しましょう
Vラインの自己処理を続けていると、肌荒れや埋没毛、毛嚢炎などさまざまなトラブルに見舞われることがあります。
自己処理をやめることで改善することもありますが、症状がひどい場合は医療機関を受診するようにしましょう。
病院に行くのが恥ずかしいからといって自分でなんとかしようとすると、炎症が広がったり、跡が残ってしまったりする可能性があります。
病院に行くのが恥ずかしいという方は、女性ドクターのいるクリニックを受診するのもおすすめです。
まとめ:Vラインの自己処理は電気シェーバーとヒートカッターがおすすめ!だけど…
Vラインの自己処理は、いわば応急処置的に形と長さを整えることができるだけで、完全にきれいにすることは難しいでしょう。
Vラインを自己処理するなら、電気シェーバーとヒートカッターがおすすめですが、自己処理を繰り返しているとさまざまな肌トラブルを起こす可能性があります。
できれば自己処理よりも、サロンやクリニックに脱毛してもらう方が、安全で仕上がりもきれいです。
一度きれいにしてしまえば、その後のお手入れは長さを整えるくらいでとても楽になりますし、海やお泊まりだけでなく、旅行の時もVラインのお手入れをしなきゃ!という余計な不安がなくなります。